ハンドケアをしているのに、手荒れが治らず感染リスクまで高まっています。
ボラージオイルとは、地中海沿岸を原産とするハーブ「ボラージ(和名:ルリジサ)」の種子から抽出されるオイルのことです。古くはローマ時代から食用・薬用として用いられてきた長い歴史を持ちます。
このオイルが近年スキンケアの世界で特に注目されているのは、必須脂肪酸の一種である<strong>γ-リノレン酸(GLA:ガンマ-リノレン酸)を極めて豊富に含む点にあります。よく似た用途で使われる月見草オイルもGLAを含みますが、ボラージオイルのGLA含有量はその約2〜5倍にもなると複数の研究が報告しています。ちょうどコップ一杯の水と、大きな水筒いっぱいの水を比べるほどの差があるイメージです。
GLAが皮膚に与えるメカニズムはシンプルです。健康な皮膚は角質細胞間に脂質がきちんと充填され、外部刺激からの保護と水分保持を両立しています。しかしアトピー性皮膚炎や乾燥肌の状態ではGLAの代謝が障害され、このバリア機能が低下します。GLAを外部から補うことで、皮膚のバリア機能回復と炎症抑制の両方に働くというのがボラージオイルの核心的な作用です。
つまりGLAが鍵です。
イギリスやフランスなどヨーロッパの国々では、GLAがアトピー性皮膚炎の医薬品として承認・使用されているほどです。日本国内では医薬品として認可されていないものの、その有効性は世界的に認知されています。ちふれホールディングスの綜合研究所が1996年にこの素材に着目し、臨床試験を重ねてボラージシリーズを開発した背景にも、このGLAの科学的根拠がありました。
ちふれホールディングス綜合研究所:ボラージオイル研究開発の歴史と臨床試験の詳細
ちふれのボラージシリーズは、「ボラージ クリーム」と「ボラージ ミルク」の2製品で構成されています。どちらも医薬部外品として認可されており、単なる化粧品ではなく薬用保湿製品に分類されます。この違いは小さくありません。医薬部外品は有効成分の種類・配合量について国(厚生労働省)への届出・承認が必要で、効能の表記も化粧品より広く認められています。
ボラージ クリーム(80g/1,100円・税込)の成分構成を見ると、以下のような有効成分・保護成分が揃っています。
これらが組み合わさることで、「バリア補修→炎症抑制→水分保持→外部保護」という4段階の保湿ケアが一製品で実現されています。これは使えそうです。
効能・効果として公式に記載されているのは、肌あれ・あれ性・皮フの乾燥防止・皮フ保護・皮フへのうるおい・肌をすこやかに保つ・あせも・しもやけ・ひび・あかぎれを防ぐなどです。医療従事者にとって見慣れた「ひび」「あかぎれ」の予防が明示されている点は注目に値します。
ボラージ ミルクはクリームより油分が少なくサラっとしたテクスチャーで、全身にのばしやすいのが特徴です。入浴後すぐに広範囲へ手早く塗りたい場合はミルク、手や顔など特に乾燥が気になる部位にしっかり重ねたい場合はクリームと、場面で使い分けると効果的です。
無香料・無着色・弱酸性という設計も、刺激に敏感な肌を持つ方や職場でも使いやすい仕様として評価されています。
ちふれ公式:ボラージシリーズの成分・特長・製品ラインナップ一覧
医療現場での手荒れがなぜ深刻かというと、単に「痛い・見た目が悪い」という問題にとどまらないからです。山口大学の研究では、看護師16名全員に何らかの手荒れ症状があったこと、そしてハンドケアを「している」87%の人でも水分喪失量が基準値を超えていたことが明らかにされています。つまりケアをしていても不十分なケースが大半というわけです。
さらに深刻なのは、手荒れした皮膚にはブドウ球菌やグラム陰性桿菌が常在化しやすく、手指を介した病原菌の伝播リスクが高まるという点です。手荒れはケアが追いつかないほど悪化してから気づく人が多いですが、自覚症状がなくても既に皮膚のバリアは壊れている場合があります。
予防ケアが基本です。
ちふれボラージシリーズをより効果的に使うためのポイントをまとめます。
CDCの手指衛生ガイドラインでも、「手荒れ・刺激性接触皮膚炎の防止のためにハンドローションやクリームの使用を推奨する」と明記されています。感染対策と保湿ケアは対立ではなく、セットで考えるべきものです。
サラヤ提供:医療現場における手指衛生のためのCDCガイドライン(手荒れ・保湿の推奨記載あり)
GLAは体内でどのように作用するのでしょうか。少し仕組みを掘り下げてみます。
食事から摂取するリノール酸(オメガ6脂肪酸)は、本来は体内で「δ6-不飽和化酵素」によってGLAへと変換されます。ところがアトピー性皮膚炎の患者ではこの酵素の活性が低下していることが多く、GLAが慢性的に不足した状態になりやすいことが知られています。皮膚に外用するボラージオイルは、この代謝ステップを「スキップ」してGLAを直接皮膚へ届ける役割を担います。
GLAが皮膚に届くと、まずジホモ-γ-リノレン酸(DGLA)に変換され、そこからプロスタグランジンE1(PGE1)という物質が生成されます。PGE1には皮膚の炎症を鎮める働きがあり、赤みやかゆみを抑制します。同時に、角質細胞間脂質(セラミドなど)の産生を助け、バリア機能の構造的な修復にも寄与します。
2種類の働きがあるということですね。
ちふれ綜合研究所はボラージオイルを配合した製品を「医師の指導のもとでアトピー性皮膚炎の方に塗っていただき効果を確認する臨床試験」を経て発売しました。これは当時の同社グループとして初の取り組みであり、その後も新商品追加のたびに臨床試験で有用性を確認するというプロセスが継続されています。単なる「天然成分ブーム」に乗った製品ではなく、科学的エビデンスに裏打ちされた設計です。
なお、ボラージオイル中のGLAは酸化しやすい性質を持ちます。空気に触れると独特の匂いを放つため、ちふれの製品では天然ビタミンEやリン酸アスコルビルMgなどの酸化防止剤を配合し、製剤中の安定性が慎重に設計されています。この点は、原料オイルをそのまま使用するナチュラル系コスメとの大きな違いです。
化粧品成分オンライン:ルリジサ種子油(ボラージオイル)の成分情報・配合目的・安全性
同じ保湿クリームでも、高価格帯の製品がたくさんある中でちふれボラージシリーズが医療従事者に特に向いている理由は何でしょうか。
まずコストの問題があります。医療従事者は1日に数十回以上の手洗い・消毒を行います。1日のうちに保湿クリームを使う回数も多くなるため、使用量が一般の人より圧倒的に多い傾向があります。ボラージ クリームは80gで1,100円(税込)、ボラージ ミルクは200mlで880円(税込)という設定で、大手薬粧ブランドや皮膚科処方の保湿剤と比べても非常に手が届きやすい価格帯です。高品質な保湿剤を頻繁に使い続けることを考えると、価格と効果のバランスは重要です。
次に刺激リスクの低さです。無香料・無着色・弱酸性という設計は、化学物質への感作リスクが高い職場環境にいる人や、もともと敏感肌・アトピー体質の方が安心して継続使用できる点で支持されています。香料入りの製品は一時的な使用感は良くても、繰り返し使用することで接触皮膚炎を起こすリスクがあります。痛い話ですね。
さらに見落とされがちな点として、顔・全身どちらにも使える設計になっていることが挙げられます。医療従事者は手だけでなく、マスク着用による口周り・頬の乾燥にも悩むことが多いです。1本で手も顔も対応できることは、ロッカーやポーチの中を無駄にスペースを取らない実用的なメリットです。
「自覚症状が出てから保湿する」という行動パターンはリスクです。皮膚のバリアが壊れた状態では病原菌の定着が起きやすく、感染対策上の問題にもなります。手荒れ予防を年間を通じて継続するためには、毎日気軽に使える価格・安全性・携帯性の三拍子が揃っていることが必要です。ちふれボラージシリーズはその条件を満たしている数少ない製品のひとつです。
職場での購入のしやすさも見逃せません。ドラッグストアや薬局はもちろん、オンラインショップでも購入でき、入手するために特別な処方や手続きは一切不要です。皮膚科でヘパリン類似物質含有クリームを処方してもらう選択肢もありますが、「予防としての日常保湿」ならば医薬部外品であるボラージシリーズで十分な効果が期待できます。これが条件です。
ちふれ公式オンラインショップ:ボラージシリーズの価格・ラインナップ・購入ページ
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