グリチルレチン酸ステアリルとかずのすけが解説する正しい使い方

グリチルレチン酸ステアリルはかずのすけも推薦する抗炎症成分ですが、医療従事者でも意外と知らない重複配合のリスクや使い方の落とし穴があります。正しく理解できていますか?

グリチルレチン酸ステアリルをかずのすけ視点で正しく知る

グリチルレチン酸ステアリルが配合された製品を毎日複数重ねている場合、抗炎症効果が高まるどころか皮脂バランスが崩れてニキビが増える可能性があります。


グリチルレチン酸ステアリルの3つのポイント
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油溶性の抗炎症成分

カンゾウ由来の油溶性成分で、乳液・クリームに配合される。水溶性のグリチルリチン酸2Kとは別物。

⚠️
医薬部外品の上限は0.3%未満

薬機法で配合量が厳格に規定されており、1製品での過剰摂取リスクは低い。ただし複数製品の重複使用には注意。

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かずのすけが推奨する使い方

ニキビ・肌荒れの炎症ケアに有効だが、複数ラインに重複配合されていないか成分表を確認することが大切。


グリチルレチン酸ステアリルとはどんな成分か:基本を理解する


グリチルレチン酸ステアリルは、マメ科の植物カンゾウ(甘草)の根・茎から抽出されたグリチルリチン酸を酸分解して得られるグリチルレチン酸に、ステアリルアルコールをエステル結合させた油溶性の抗炎症成分です。 化粧品成分としても医薬部外品の有効成分としても同じ名称で表記され、乳液・クリーム・美容オイルなど油分の多い製品に配合されます。 美容化学者のかずのすけは、ニキビや肌荒れの炎症ケアを目的としたスキンケアにおいて、グリチルリチン酸2Kと並んで代表的な有効成分としてこの成分を繰り返し紹介しています。 nahls.co(https://www.nahls.co.jp/eijingukea/seibun/b/guritiruretinnsannsuteariru/)


水溶性のグリチルリチン酸2Kと混同されがちですが、溶解性が根本的に異なります。グリチルリチン酸2Kは化粧水・洗顔料など水ベースの製品に配合でき、グリチルレチン酸ステアリルはオイルや乳液・クリームに配合されるという違いがあります。 つまり用途が異なる別成分です。 biteki(https://www.biteki.com/skin-care/trouble/1673700)


医薬部外品の有効成分として配合される際には、厚生労働省の規定により配合量0.3%未満という上限が設けられています。 20年以上の使用実績があり、ステロイドのような強い副作用は報告されていません。 安全性の高さが実証された成分です。 organic-lab(https://organic-lab.jp/?p=6785)


グリチルレチン酸ステアリルとグリチルリチン酸2Kの違い:かずのすけが強調するポイント

かずのすけが特に注意を促すのが、グリチルレチン酸ステアリルとグリチルリチン酸2Kを「同じもの」として扱うことのリスクです。 両者はいずれもカンゾウ由来ですが、分子構造・溶解性・配合できる剤型が異なります。これは覚えておけばOKです。 x(https://x.com/kazunosuke13/status/1427888395200565249)


| 項目 | グリチルレチン酸ステアリル | グリチルリチン酸2K |
|---|---|---|
| 溶解性 | 油溶性 | 水溶性 |
| 主な剤型 | 乳液・クリーム・オイル | 化粧水・洗顔料 |
| 抗炎症効果の強さ | やや強い | 標準 |
| 規制区分 | 医薬部外品有効成分 | 医薬部外品有効成分・化粧品成分 |


グリチルレチン酸ステアリルのほうが油溶性であるため、角質層への浸透性が高く、グリチルリチン酸2Kより抗炎症効果がやや強いとされています。 一方、化粧品成分(いわゆる普通の化粧品)としての使用は認められておらず、医薬部外品に限られます。 用途の棲み分けが明確な点が特徴です。 cosme(https://www.cosme.net/reviews/502292089/)


かずのすけはSNSでの発信において、洗顔料・化粧水・乳液・美容液・クリームのすべてに同系統の抗炎症成分が重複配合されているケースに注意を呼びかけています。 同じ成分を何重にも重ねても効果は比例して高まらないうえ、肌への不要な負担になりうるためです。 x(https://x.com/kazunosuke13/status/1427888395200565249)


グリチルレチン酸ステアリルの効果:抗炎症・抗アレルギー・美白

厚生労働省が医薬部外品として認定しているグリチルレチン酸ステアリルの主な効能は「肌荒れ防止・ニキビ予防・フケ・かゆみ防止」の3つです。 これは抗炎症作用を中心としたメカニズムによるものです。 biteki(https://www.biteki.com/skin-care/trouble/1673700)


具体的には、アラキドン酸代謝経路を阻害してヒスタミンを遊離させることで、抗炎症・抗アレルギー作用を発揮します。 炎症を悪化させる物質をブロックするため、ニキビが赤く腫れた状態の悪化を防ぐ働きがあります。 かずのすけはこの点を評価しており、ニキビケアにおける「炎症を抑制する手段」として積極的に紹介しています。 beaker(https://beaker.media/jsln_ingredients/551114)


さらに意外な効果として色素沈着抑制作用も確認されています。メラニン産生の情報伝達物質であるエンドセリン-1(ET-1)の産生を抑えることで、シミ・ソバカスを防ぐ効果が期待されます。 これは意外ですね。コーセーはこの作用に着目し、独自の新規美白成分「グリチルレチン酸ステアリルSW」の開発に至っており、かずのすけもSNSで解説しています。 x(https://x.com/kazunosuke13/status/1775133593511309551)


グリチルレチン酸ステアリルの効果と安全性について詳しく解説しているエイジングケアアカデミー(nahls.co.jp)


かずのすけが指摘する重複配合リスク:医療従事者が患者指導に活かせる知識

スキンケアのライン使い(同ブランドの化粧水・乳液・クリームを揃えて使う習慣)が日本では一般的です。しかし同一ブランドのラインナップ全品に同系統の抗炎症成分が入っているケースは珍しくありません。結論は「重複配合の確認が必要」です。


たとえば洗顔料・化粧水・乳液・クリームの4製品すべてにグリチルレチン酸ステアリルまたはグリチルリチン酸2Kが配合されている場合、1製品あたりの配合量は規定内でも1日のトータル摂取量が増えるリスクがあります。 医薬部外品の1日摂取量上限200mgという観点からも、複数製品の重複使用は注意が必要です。 cosme(https://www.cosme.net/reviews/502292089/)


医療従事者が患者から「スキンケアを一式変えたらニキビが増えた」という相談を受けた際、成分の重複を確認する視点は非常に有効です。皮脂バランスが崩れて一時的にニキビが増えるような反応が出ることもあるためです。 成分表を見るスキルは使えそうです。 organic-lab(https://organic-lab.jp/?p=6785)


患者指導の際は、「同じ効果を持つ成分が複数の製品に重なっていないか、成分表の『有効成分』欄を確認する」という具体的な行動につなげると効果的です。 医薬部外品では有効成分が成分表の先頭に記載されるため、見分けること自体は難しくありません。 saishunkan.co(https://www.saishunkan.co.jp/domo/column/skin-troubles/ingredient-notation/)


グリチルレチン酸ステアリルの安全性と副作用:医療従事者が知っておくべき例外

通常の外用使用においてグリチルレチン酸ステアリルの重篤な副作用は報告されておらず、20年以上の実績から安全性は高いと評価されています。 ただし、完全にリスクがゼロというわけではありません。 organic-lab(https://organic-lab.jp/?p=6785)


注意が必要なのは、グリチルリチン酸系成分を経口摂取する場合です。厚生労働省の通知によれば、グリチルリチン酸の長期(1か月以上)内服・点滴使用により、低カリウム血症・血圧上昇・浮腫などの偽アルドステロン症が報告されており、1日500mg以上の投与例が大部分を占めます。 これは外用とは全く別の話です。 mhlw.go(https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta6972&dataType=1)


外用(塗布)においては、開発時に慶応大学・北里大学の教授が臨床試験を行った結果、ステロイド様の全身作用は確認されなかったという経緯があります。 つまり「塗っても偽アルドステロン症にはならない」という理解が正しく、過剰に心配する必要はありません。ただしごく稀に接触皮膚炎(かゆみ・赤み・ブツブツ)が出る個人差はあり、敏感肌の患者への指導ではパッチテストを勧めることが望ましいです。 また、レチノールや強力な酸系成分との同時使用は刺激が強くなる可能性があるため注意が条件です。 cher-couleur(https://www.cher-couleur.com/mail_magazine/?id=1380159890-101763)


グリチルリチン酸含有医薬品の副作用(偽アルドステロン症)について厚生労働省が発出した通知(経口投与に関するもの)


医療従事者視点のスキンケア指導:グリチルレチン酸ステアリルを含む製品選びの実践ポイント

患者への具体的な製品選びの指導において、グリチルレチン酸ステアリルの理解は大きな武器になります。これは使えそうな知識です。


まず押さえておきたいのが剤型による配合の違いです。グリチルレチン酸ステアリルは油溶性であるため、乳液・クリームへの配合が基本です。化粧水には基本的に入りません。 したがって「肌荒れを防ぎたいが、化粧水で抗炎症成分を補いたい」という場合はグリチルリチン酸2K配合の化粧水を選ぶべき、と指導できます。 nahls.co(https://www.nahls.co.jp/eijingukea/seibun/b/guritiruretinnsannsuteariru/)


ニキビや肌荒れに悩む患者に抗炎症成分配合の製品を勧める場面では、「医薬部外品」の表示と「有効成分」欄の確認という2ステップを伝えると実践しやすくなります。 成分表の先頭に有効成分が記載されている医薬部外品であれば、グリチルレチン酸ステアリルが有効量(最大0.3%未満)配合されていることが担保されます。 1ステップで確認できます。 saishunkan.co(https://www.saishunkan.co.jp/domo/column/skin-troubles/ingredient-notation/)


かずのすけも著書『美肌成分事典』の中で、ニキビ対策成分としてグリチルレチン酸ステアリルをアラントイン・グリチルリチン酸2Kとともに紹介しており、複数の抗炎症成分の役割を正確に理解することを勧めています。 患者指導だけでなく、医療従事者自身のセルフケアの参考としても活用できる情報です。 nahls.co(https://www.nahls.co.jp/eijingukea/bookreview/bihada-seibun-jiten/)


グリチルレチン酸ステアリルの副作用・長期使用リスクについての詳細解説(organic-lab.jp)


| 組み合わせ成分 | 期待できる効果 | 注意点 |
| ----------- | --------------------- | ----------------- |
| ヒアルロン酸・セラミド | 保湿力を底上げしてバリア機能を強化 | 順番はCICA→保湿成分の順が基本 |
| ナイアシンアミド | メラニン生成抑制・美白効果を相乗的に高める | 刺激感が出やすい肌は量を調節 |
| レチノール | コラーゲン生成の相乗効果 | 刺激が強くなるため慎重に使用 |
| ビタミンC誘導体 | 抗酸化作用を補完し色素沈着をさらに予防 | 酸化しやすいため保存に注意 |






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