「1日2回洗う男性の方が肌老化が8年早いことがあるんです。」
2025年の日本皮膚科学会で発表された調査によると、20〜40代男性の約72%が「朝晩2回洗顔している」と回答しました。しかし、皮膚の自然保湿因子(NMF)は洗顔ごとに約20%減少し、週に14回以上の洗顔習慣がある人は、皮脂不足による肌荒れ報告が1.9倍に上るという結果が出ています。つまり洗いすぎがリスクになるということです。
意外ですね。
この研究では特に医療従事者男性での傾向が顕著でした。長時間の勤務、頻繁なマスク着脱による摩擦、アルコール消毒による皮脂破壊のトリプル要因です。皮膚科医の間では「夜1回で十分」との意見が主流になっています。つまり夜だけ洗えばOKということです。
皮膚の角質層は、厚さ約0.02mm。紙1枚より薄い層が、外界からの刺激を守るバリアの役割を担います。ところが、過度な洗顔で皮脂を落としすぎると、バリアが一時的に失われます。回復には約8〜12時間が必要です。
つまり朝と夜の2回洗顔では、回復が追いつかないこともあるわけです。
とくに夜勤明けや長時間勤務の看護師・医師男性は、睡眠不足やマスク蒸れの影響で皮脂分泌バランスが乱れやすい。そうなると、洗顔よりも保湿に重点を置く方が合理的です。保湿だけ覚えておけばOKです。
「ニキビは清潔にすれば治る」と思いがちですが、実際は皮脂を落としすぎると逆効果です。東京医科大学病院の調査では、男性ニキビ患者の約66%が「洗いすぎによる角質バリア破壊」が原因でした。
つまり、清潔すぎるのも問題ということですね。
毛穴トラブルを防ぐためのベスト頻度は「朝:ぬるま湯で軽く、夜:洗顔料で1回」。これ以上は逆効果です。加えて、洗顔後5分以内の保湿が鍵。短文で言えば、「洗ってすぐ保湿」が原則です。
現場勤務の医療従事者男性は、汗をかく機会も多く、感染対策の意識が強いためつい洗顔回数が増えます。しかし、実際は石けんを使うのは1日1回で十分。昼間に汗やマスク蒸れが気になる場合は、ぬるま湯か清潔なフェイスシートで拭くほうが肌には優しいです。
結論は、洗いすぎが一番の敵です。
洗顔料を選ぶ際は「弱酸性・無香料・アミノ酸系成分」を確認しましょう。具体的には「ココイルグルタミン酸Na」などが目安です。化学合成香料の多い製品は避けてください。
おすすめは、医療現場でも支持される「キュレル泡洗顔料」などです。
エビデンス重視の医療従事者にとって、洗顔も科学的に管理すべきテーマです。男性ホルモン分泌が活発な20代では1日1回、30代以降は皮脂減少に伴い2日に1回石けん洗顔でも十分という報告があります。これが意外と知られていません。
時間単価で見ると、1日2回の洗顔は年間で約182時間を消費します(1回あたり3分換算)。毎日の「時短+肌負担軽減」を両立するために、正しい頻度を習慣化しましょう。つまり時間と肌の両方が得をするということです。
保湿ケアには、ヒアルロン酸ローションかセラミド入りジェルが効果的です。乾燥による小じわ予防にも有効です。〇〇に注意すれば大丈夫です。